ひたむきに、ひとすじにビーフのある食卓の喜びをつくり続けています。
「ホクビーという会社名、初めて聞いた」。採用活動の際によく言われる言葉です。
それもそのはず、ホクビー商品の多くは業務用のため、世の中に名前が出てくることはほとんどありません。
でも、ホクビーの取引先は皆さんが知っている企業ばかり。ステーキハウス、ファミリーレストラン、お弁当屋さん、ホテルなど、主要な取引先だけでも約200社に上り、47都道府県の11,000店舗以上でホクビー商品が提供されています。
実は皆さんも知らないうちにどこかで食べている、とても身近なお肉を作っているのです。
おいしさへの支持は日本全国に、さらに海外にも、まだまだ広がっています。
メルティークビーフ
ホクビーを代表するオリジナルブランド商品です。
そのままでは硬くて食べづらいお肉に、牛脂や調味料を混ぜ合わせた「ピックル液」を注入することで、やわらかくとろけるような味わいに仕上げています。この加工技術は「牛脂注入加工」と呼ばれ、ホクビーが世界で初めて開発した技術として特許を取得しています(※現在は特許期限終了)。
現在、日本国内では約90種類のメルティークビーフを製造・販売しています。
メルティークビーフは国内のみならず海外でも熱い支持を受けており、オーストラリア・中国・マレーシアに生産販売拠点を持ち、販路を拡大しています。
ハンバーグ
ホクビー社内でもファンの多いハンバーグ。
業務用とは思えない手作り感を感じられるのはホクビーならでは。
現在、お取引先様の要望等に合わせて約100種類のハンバーグを製造・販売しています。
ホクビーの創業者である林茂生は、道産牛肉を使ったレストランを営んでいました。
外食産業の急速な普及ともタイミングが合い、「もうもう亭」は順調に売上を伸ばし、開店から8年間でフランチャイズを含め21店舗を擁するまでに成長していました。
当時はステーキ肉だけを仕入れることができず、牛1頭分、全ての部位の牛肉を一括で購入していました。
しかし、すべての部位の肉をバランス良く売るのは至難の業。
特に、約4分の1を占めるもも肉は硬く、使い切ることができませんでした。
試行錯誤で原点に返る 肉のおいしさとは、何か
期待した効果は得られませんでした。
1985年、特許取得
児童養護施設への寄付
2004年から、毎年12月に道内22カ所の児童養護施設へホクビー商品を寄贈しています。
児童養護施設で暮らす約2000人の子供たちと職員の皆さんに、クリスマスに美味しいお肉を食べてもらいたいという想いから、この活動が始まりました。
石狩市との防災協定締結
地域貢献活動の一環として、ホクビーの本社がある石狩市と防災協定を締結しています。
災害が発生した際に、石狩市の要請に応じて①バスによる避難者等の移送、②食料品の供給、③生活用水の供給を行う、というものです。
災害はないに越したことはありませんが、石狩市に根ざす会社として、これからも地域貢献を続けていきます。
石狩市ふるさと納税の返礼品として商品を出品
2017年より石狩市のふるさと納税の返礼品として、ホクビーのメルティークビーフやハンバーグを出品しています。
これらの商品は、ふるさと納税サイトのランキングでも上位を獲得するほど人気を得ており、石狩市への寄付額の増加に寄与しています。