メルティークビーフの特徴
SUSTAINABILITY

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メルティークビーフの特徴

エコです。

メルティークビーフの社会面

Global

世界人口の増加食糧危機

世界の人口は増加を続けています。
これまで世界の農業は化石燃料の恩恵を受け、人口増と共に急激な発展を遂げてきました。
機械化、石油から製造する化学肥料や農薬が、生産性を大きく上げました。
しかし、原油価格の高騰、水不足、環境破壊、様々な問題で農業の発展に限界が見えてきました。
ここ40年間で農地の大きな増加も見られず、食糧供給量は近い将来頭打ちになるとみられています。
食糧の供給増は非常に難しくなっているのに対し、人口増に加えて経済発展に伴う穀物、
乳製品、肉の消費増から、食糧の需要は増えるばかりです。
そして、同じ地球上では、約6億9千万人が飢に苦しんでいる現実もあります(世界の食料安全保障と栄養の現状:2020年版)。
農林水産省食料の未来を描く戦略会議資料集2008年5月_img

食糧危機と「メルティークビーフ」

牛肉を生産すること・食べることと世界食糧危機には関わりがあります。
牛は本来草を食べる動物ですが、いまの牛肉生産の主流は脂肪のつきやすい穀物を与える肥育です。牛肉1kgを生産するためにおよそ穀物11kgが与えられています。

わたしたちが牛肉を食べるとき、その11倍の穀物を消費することになります。

世界の穀物供給状況は前述の通り限界が見えており、さらにアメリカでトウモロコシから生産する燃料、バイオエタノールの普及もあり、穀物価格は高騰しています。そして何より、人間への食糧供給もままならないという現実。家畜に大量の穀物を与える肥育法を今後も続けていけるか、いま見直しが迫られています。

「メルティークビーフ」は自然の摂理にのっとって、牧草を食べる牛(グラスフェッド)の肉を原料としています。人は草を食べません。牧草飼育は、持続可能な牛肉生産の一つの解決法だと考えます。

食料不足を救う「乳用牛」

世界的な食糧難の時代を迎え、穀物で育つ肥育牛の生産は減るかもしれません。しかし、牧草で育ち、牛乳を生産する乳用牛はこれからも世界で必要とされるでしょう。
なぜなら、牛乳はタンパク質やミネラルが豊富で、栄養バランスに優れた食品であるからです。
その栄養的価値から牛乳は、戦時中のイギリスあるいは戦後の日本において、栄養改善のため積極的に摂取するように政策が組まれたほどです。また、牛乳だけではなく、チーズやヨーグルト等の乳製品も、人類の生活からは切り離すことが出来ない重要な食べ物です。

乳牛が牛乳を生産するためには出産しなくてはなりませんが、生まれてくる仔牛の半分は、牛乳を出さない雄牛です。乳用牛の雄牛は、最初から食肉として育つことになります。また、もう乳を出さなくなった牛(経産牛)も、食用に利用できます。これらの乳用雄牛や経産牛を食べることで、人類は生きていく上で必要なタンパク質を無駄なく消費していくことが出来ます。
しかし、牧草で育つ乳用雄牛や経産牛は、赤身が多く硬いという欠点も持ちあわせています。そこで、硬い肉をやわらかくジューシーに変えるメルティークビーフの技術が役にたちます。
乳牛のライフサイクル_img
メルティークビーフは加工肉です。
お召し上がりの際は、十分に加熱(中心温度75℃1分)してお召し上がりください。
メルティーク、Meltique はホクビーの登録商標です。

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